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みなそこすなどけい2

水底砂時計ni

ジャンボ!from AFRICA

ジャンボ!

ちょっとネットにつなぐ用事ができたので、せっかくだからついでに更新です。

船は1月31日に赤道を通過し、ついに南半球に突入しました!

道末の紅白歌合戦では、オープニングとしてスカバンドで演奏して、むっちゃ楽しかったっす。

水先案内人、のはらヒロコさんをボーカルに、アフリカのセルゲーニャスターズをパーカッションに迎えての「美しく燃える森」。

ソプラノサックスパート吹きました。音楽ってやっぱいいですね。

そして2月4日、ケニアのモンバサに入港。アフリカ上陸!こんなところまで来ちゃいました。

船内では相変わらず忙しく慌しく楽しく過ごしてます。でもたまには海をずっとながめたり星をぼんやり見上げたりします。

何より、たくさんの人とゆっくり話せるのが貴重な時間です。

そうそう、8日には船内女装コンテストに出場しますよ☆アフリカ来てまでやることかよ、って声が聞こえてきそうですが、まあ僕だから許してください。

さてさて、それでは寄港地レポート。ケニアとザンジバル(タンザニア)です。

☆ケニア(モンバサ、シンバヒル国立公園、ムトゥワパ村)☆

今回僕がとったのは、「ムトゥワパに住む子どもたちを知る」という交流コース。

すごく貴重な経験をしてきました。

1日目の午前中はサファリ。短い時間にしては動物をいろいろ見れました。ガゼルとかバッファロとか、キリンの後ろ姿とか。

で、モンバサから車で小一時間のムトゥワパ村へ。まずは少年院(更生院)を見て、説明を受けます。

それから路上生活をしていた子供たちを受け入れて、生活の場を与えている「フラハの家」へ。ここでは少年たちと綱引きやらサッカーやらしました。

ただでさえ暑いのでもう汗べとです。

で、このツアーの肝、「アガペの家」へ。

訪れた途端に子どもたちの熱烈な歓迎を受けました。とにかく元気で無邪気できらきらした目をしている。

疲れるまで遊んで、一緒にご飯を食べて、その日は近くのゲストハウス(安ホテルみたいな感じ。シャワーのお湯がでなかった)に泊まりました。

この日はまだ、子どもたち可愛いなぁ。遊んですごく楽しかった。くらいにしか思いませんでしたが、次の日にその笑顔と隣り合わせの現状を垣間見ることに。

2日目にはスラムを歩き、借家に住む家族を訪問し、小学校を訪ね、また説明を受けます。

アガペの家は経済的に貧しい家の子どもたちに食事や学校に行く補助を行っている施設です。

スイス人の奥さんと、現地の旦那さんで立ち上げて、10年ほど。2歳や3歳といった非常に幼いときから子どもたちを受け入れます。

ムトゥワパ村には、貧しくて自分の土地を持てず、安定した仕事にもつけない家庭が多くあります。

貧困のため、売春にはしったり、途中で学校を止める子どもたちが後を絶ちません。

そうした道に子どもたちが逸れていかないようにと、アガペの家は活動しています。

こうして貧困などの現状を肌で感じたわけですが、いろいろと考えました。

できるだけ生でリアルな言葉を伝えたいので、毎日つけている日記から、2月5日(ケニア2日目)の一部を抜粋します。けっこう長いです。改行を適宜加えています。()内は補足です。

~~~~

(前略)

昨日ここにきたときは、無邪気に走り回り、手をつなぎ、抱きついてくる子どもたちと疲れるまで遊んだ。その時はただ楽しかった。

けれど今日、この村の姿、子どもたちの置かれた環境を見た。

ここにいるのは貧しくても、アガペという受け皿があって愛を受けている子どもたち。そして自分たちはお客さまとしてごちそうを振るまわれ、歓迎された。

けれど、それでいいのだろうか。もっともっと、この子どもたちの目線になって見たいことがたくさんある。

この現状を見知って、体感することはとても意義のあることだろう。でも、その上で、じゃあ何ができるだろう。

より深く知りたい、というきっかけ。それだけで良いのだろうか。

もちろん、2日間という時間は短すぎるのだけれど。ただ見て、ただ帰っただけにはなりたくない。

手をつなぎ、名前を教えてもらって、そうしたらもう他人事ではないのだ。セリーナには素敵な大人に、すくすく育ってほしい。

でも、なにができるの。

ごんちゃん(ピースボートのスタッフ。このツアーの担当)はより深く調べて、(周りに)伝えることだと言った。

一人が知ったところで、何を変えられるだろう。

アガペの家だって、ムトゥワパのすべての子どもを助けられるわけではない。

けれど彼らの行っていることは無意味じゃない。遠回りでも、変えたいと思うなら少しずつ何かをするしかないのだろう。

あの子たちの未来を、笑顔を、何者にも奪われたくない。世界中で同じような現状はもっとあるだろう。

ムトゥワパを知って、多くのものを得た。どうやって還元できるだろう。

ただの興味本位や同情なら、しないほうがいい。世界を見て、知るということはそういうこと。この船に乗ることで得るもの、それだけでなく背負うものもある。

それでも旅を続けますか。

続けたい。

船を降りてからだって、時間はいくらでもある。思考も、行動も、自分の限界をまだ知らない。

とにかく今は吸収するしかない。自分のため、と世界のため、って、きっとイコールだ。

だから今は旅を続けよう。

~~~~~

この子どもたちに出会えて、心からよかったと思います。今はまだ、自分はどうするべきか、なんて答えはでないけれど、きっかけをくれた。今までは遠い世界だったアフリカに、貧困に、その中で暮らす人々に、直に触れられたことはこの上なく貴重でした。

ザンジバル(タンザニア)☆

小さな島で、街中は徒歩で半日もあれば徒歩で充分散策できるくらい。

奴隷市場の跡や、フレディーマーキュリーの生家(でも中は土産物屋)とかを見る。

つーか、街の人たちがむっちゃ話しかけてくるんですけど。そして物を売ろうとしてくるんですけど。

「ワタシノナマエハクマモトデス」って、んなわけあるかい!でもその人からCD買っちゃった。20米ドルって言ってきて、いらないって言い続けたら10米ドルになったけど。

くやしいので「ニーハオ」と言ってきた人には思いっきり「ニーハオ」と返しておく。

浜辺とダウボート(世界史の教科書で見たなぁ)がいい感じ。石造りの街並みはそのものが世界遺産(の割には小奇麗な感じじゃないけど)で、雰囲気を楽しめました。

どうでもいいけど、ケニアといいここといい、オバマさんが流行ってます。みやげ物の布にもオバマさん。「I LOVE OBAMA」Tシャツを着ていた友人はめっちゃ絡まれたそうです。

まあこんな感じですかね~。アフリカはあと2カ国。南アフリカナミビア

南アフリカはホームステイする予定です。まだまだこれからの出会いも楽しみ。

それではみなさん、寒さにお気をつけて。僕は日焼けに気をつけます。