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みなそこすなどけい2

水底砂時計ni

コードネームと恋がほしくて

感想

 5月に読んだ本まとめ(読書メーターからコピペするだけの簡単なお仕事)。

 …あれ?『スカイ・クロラ』シリーズ再読と『青い花』だけ?

 あ、あと『短歌研究』6月号の栗木京子さんの連載で紹介されていて、おおおっと思ってつい借りてしまった『建礼門院右京大夫集』をかじり読みしたまま放置中ェ…附属図書館から督促来てるのでとっとと読まなくては。

5月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1744ページ

青い花 3巻 (Fx COMICS)青い花 3巻 (Fx COMICS)
ふみちゃんは自分が周りの人にどれだけ恵まれているかって一回ちゃんと思い知れよなー、と思う。自分のことでいっぱいになっているときの言葉は無自覚のうちに凄まじい棘を含むのに、そのまま投げつけちゃうんだよね(身に覚えあり)。あーちゃん兄も康ちゃんもタフで偉いなあ。僕が康ちゃんだったら絶対荒んでるよ、少なくとも同性のあーちゃん兄と仲良くなんかできんわ。あとはそうそう、杉本先輩と井汲さんの関係って、ハチクロのリカさんと真山のそれとすこし似ているなって思った。
読了日:05月30日 著者:志村 貴子
クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫)クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫)
再読。たしか三回目。理詰めで読むのは無粋というか、そうしない方が綺麗というか。初読のときはさすがに困惑したけど、「ブーメラン、飛んでいるか?」でゾクっとした。輪郭や名前はくっきり明瞭じゃなくっても、手ざわりは読むごとに確かになってくるから、もうそれだけでいい。このシリーズの中でなら何度でも僕は飛べるのだし。
読了日:05月29日 著者:森 博嗣
青い花 2巻 (Fx COMICS)青い花 2巻 (Fx COMICS)
ふみちゃんにいらいらしながら読むも、同属嫌悪かもなあと思う。メインの女の子たちはやっぱりみんなタチ悪い(部分も削がずに描かれている)ので非常にタメになる。だけどたとえ自覚があってもどうにもならないもどかしさが10代の女の子だなー。あーちゃんでさえそうなんだよね。そこらへんが杉本先輩のお姉さんたちとの対比でますます浮き彫りになる。なんていうかこの作品の「間」って吹き抜け的よね、って思う。なにもない空間を気がつくと眺め続けてしまっている感じ、危うい足場に立ちすくんで。
読了日:05月21日 著者:志村 貴子
フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life (中公文庫)フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life (中公文庫)
再読。たしか3回目。やっぱり「僕」に限りなく自分を投影していたのか前に読んだときは。だって読んでいて胸が苦しかったんだけど(フーコと、クサナギと、二人きりの場面は特に)、今回は眠れない夜のたしかな寄る辺になってくれた。『ナ・バ・テア』のよしもとばななさんの解説にあった、「なぜかその孤独は私を骨の髄まで温めるのです」っていうフレーズがしっくりくる。理詰めで読もうとは思わない。ただ、読むたびにその時々の自分の、死とか生きていることに対する構えが違うのを、照り返してくれる。そこになら美しさを見出せるかもしれない
読了日:05月17日 著者:森 博嗣
ダウン・ツ・ヘヴン (中公文庫)ダウン・ツ・ヘヴン (中公文庫)
再読。三回目か四回目くらい。ティーチャとの一騎打ちの前夜、短い夢を見たあとのバスルームでのシーンが個人的には好き。印象がほとんど残っていなかったのは、前に読んだときほんとうに没入していたからかなあと思う。前髪を剃刀で切るところ、質感が自分の体から呼び起こされそう。
読了日:05月10日 著者:森 博嗣
ナ・バ・テア (中公文庫)ナ・バ・テア (中公文庫)
3回目か4回目くらいに再読。初読時は17歳。今回は落ち着いてページをめくれた。気づいていなかったけど、このシリーズを読むとき、前まではだいぶ「僕」に限りなく近づいて没入していた。一歩ひいて語りを追えるようになったのは成長したってことなのかな多少は。ちょっと寂しい気もする。
読了日:05月01日 著者:森 博嗣

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