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みなそこすなどけい2

水底砂時計ni

輪るピングドラム 15th station「世界を救う者」

 横たわる晶馬の手と林檎の手との間に踏み込んだ百合さんの足が印象的だった。
 桃果はたしかに百合を救ったのだろうけれど、どうしても順番が逆では無理だったのかな、ともおもってしまう。つまり、「乗り換える」前に日記の力でなく桃果自身が百合を肯定してあげることをできなかったのかな…とここまで書いてそりゃあ小学生にそれができたら世話は無いなと思い直した。
 現実に我々はあの日記を持つことはできないし、あんなに劇的に誰かを救うなんてできないのだ。お互いの心なんていつまで側にいようと完全に所有しあうことはできないのだから、それでも何度身を焼いても相手に「勝手に身を焼かれても」そばにて欲しがりあい続けられるのかどうか。しかないのではないか。
 だから晶馬が言い過ぎだったかなって省みているのにとても安心したし、ちゃんとしらふのときに目を見て言えるといいなとおもう。