みなそこすなどけい2

水底砂時計ni

バナナパフェとホッピング(2014.10.01)

 お昼ごはんに、持っていったサンドイッチのほかにコンビニでバナナを買いました。バナナえらい。たいていのコンビニだと1本50円とか100円とか気取った値段なんですけど100円ローソンとサークルKだけは108円税込みで売ってるんねんで。お昼には2本食べたのでもう1本は明日の朝に食べます。バナナというと思いだすのがディズニーのくまのプーさんの短編で、むかしうちにVHSがあったんですけど、ティガーが誕生日にほしがったのがバナナパフェとホッピングだったのでした。ティガーはふしぎな井戸に落ちて、そこでは願ったものはなんでも出てくるんだけど、100だったか200だったか、とにかく数に制限がある。で彼は欲望の赴くままどんどん願いを叶えていき、気づいたときには残りの願いが2にまで減っていて、まだバナナパフェとホッピングだけは願っていなくて、けれど元の地上へ帰るにはどちらか諦めなくてはいけない、でも……っていうお話だったと思います。たしかピグレット(どうでもいいけど子どものころしぬほどみたレーザーディスク版のプーさん第一作の吹き替えだと子豚な彼の呼び名は「こぶた」で、ふくろうとうさぎも「ふくろう」「うさぎ」で、ティガーとプーとカンガとルーとイーヨーはそのままでした)かだれかも一緒に井戸に落ちて、たぶん最後は一緒に帰ったんだど思うのだけど、どうやってティガーが納得して諦めたのかあんまし覚えてないです。同じ状況だったらバナナパフェとホッピングのどちらかを諦めることははたして僕にできるだろうか、と今かんがえるとめっちゃ疑問残る。だってそうでしょうバナナパフェではホッピングの代わりはできないしホッピングではバナナパフェの代わりにならないしどっちともを欲しがったのだからどっちも手に入れないと嘘でしょう? おばあちゃんが言っていた、二兎を追う者は二兎とも取れ。って天道が言ってた。しょこたんの好きな言葉が「貪欲」だということをときどき思い出しては救われてそうやって生きてる。きょうはクリームシチューを作りました。たまねぎにんじんじゃがいもとりむねにくさつまいもしめじ。白菜はまたこんどね。 (2014.10.01)