みなそこすなどけい2

水底砂時計ni

2021-12-25から1日間の記事一覧

吉岡太朗一首評

歯みがきをしているわしは歯みがきをされとるわしにつづくほら穴 吉岡太朗『ひだりききの機械』(短歌研究社) 掲出歌を含む連作「ほら穴」の主人公は、どうやら介護の現場で働いているらしい。その文脈からすると、「歯みがきをしているわし」は被介護者の…