みなそこすなどけい2

水底砂時計ni

2016-01-01から1年間の記事一覧

関係性という幽霊、信仰という疼き ――新井煮干し子『渾名をくれ』に寄せて

さいきん思うのだけれど、「関係性」って幽霊みたいなものだ。読者として作中の2人(以上)について、たとえば「お互いすぐ憎まれ口叩くけどラブラブ」とか思ったとしても、それって外側から、あるいは上空から観察して作り上げた解釈でしかない。現実の場…

大森靖子のライブを聴きに岡山まで行った日記

ワイパーの往復がぎこちなく、それでいて甘いリズムを刻んでいる。10月22日、午後2時すぎの岡山市は霧雨。路面電車に乗ってきょう泊まる宿を僕はめざしていた。富山から新幹線と特急と、ふたたび新幹線を乗り継いでここまで来た。神戸より西へ来たのは初めて…

2016.09.30

「ねむい」のひとことだけでもいいから紙の日記をまいにち書く、というのが今年の目標で、それなりに達成できてはいるのだけれど今日は家に日記書く用のノートを忘れてきてしまった。隣の県の実家に帰ってきております。さっき郵便局に消印をもらいに走って…

神様除去

三連休なのでひとりぐらしらしくひきこもっている。端的に言って鬱屈としている。ここでむさぼるように読んだり書いたりできればいいのだけれど、そうもいかずいたずらに考えごとと無駄なネットサーフィン(死語)ばかりしている。 先週2巻を買ったばかりな…

世界時計に手を振る

金曜日だったので昨日は本を買った。会社を出て15分くらい、大きな建物の6階にある広い本屋さんに向かって歩く。すこし肌寒い。城址公園のところでなにかのイベントの設営をしている。テントを張ったりとかそういうの。東のほうの空には綿ぼこりのうすいの…

心はたこやき

特撮の感想書くのひさしぶり。 今朝の仮面ライダーゴースト第30話「永遠!心の叫び!」に心を動かされて書いています。アラン様がかっこよかった。 ゴースト、あら探しをしようと思えばいくらでも出てくるというのは正直なところ思っていて、いちばん気にな…