みなそこすなどけい2

水底砂時計ni

タリウム少女の毒殺日記 感想メモ

 9月に京都みなみ会館に観に行って、観た後すぐにイオンモールのマクドナルドで感想メモしてたんですけど放置してしまっていました。ですのでもうふくらましたり構成したりせず、箇条書きのまま引き写しますね。(ちなみにメモしたノートはうっかり醤油びたしになってしまった。)

・冒頭では「傍観者になってやる」→後の方では「観察者になってやる!」
・問題提起ではなく、提示。ね、息苦しいでしょう? 醜いでしょう? っていう圧力がぜんぜんなくて、そのため観やすかった。映画でこの読後感ははじめて。
・自分のことに引きつけると……消えなくて、でもちゃんとした、きれいな傷がほしかった。そう思うこと自体が間違いなのだと思ってた。でもべつにそんなのぜんぜん恥じることじゃなかった。帰りに歩道橋を渡りながら笑ってしまった。声に出して! 来るときには心底こわかった歩道橋なのに。
・「数を数えられないカッコウの親鳥」
アバターと声。
・「察」と「殺」。観に行くまでタイトルを「観察日記」だと間違って覚えていた。
・物語のなさ。前半はピント合わせにくかった。時間が長く感じた。クワガタを帰すあたりで「あーこの映画終わっちゃうのかな−ENDマークつくのやだなー」みたいにおもう。
・最後は「えー なんなのさこれー」と思いつつノれた。でもハイだけど体こわばらなくてふにゃふにゃしつつハイ。めずらしい。