みなそこすなどけい2

水底砂時計ni

カブトボーグ感想28〜30話、38話

 このブログで私はカブトボーグの感想を書き始めてはみたものの続けるのが面倒くさかった!! ので!すぐさま筆を置き、卑怯にも読者の裏をかいて更新をストップしてやった!ハッハッハー!

 ……というわけで中途半端に更新します。
 去年の亀田回から見始めたので、ちょうど一年経って2週目に入ってまあいいやって感じで視聴すらまちまちでした。神回としか形容しようのない神回である31話を見逃してちょっとモチベーションが下がってですね…豆腐メンタル。

28話「新たなる盟友! フルスペック・ワールドワイド・レスポンス」
 正気回 。まるで普通のホビーアニメのようだった。どうした大和屋?ライバルはさわやかイケメンだし話も王道。も、物足りない。フランスのパンナコッタちゃんはボクっ娘かわいい!なぜ準レギュラー化しなかったのか…

29話「危険地帯! ダークバトル・ソルジャーズ」
 外道回。ケンとカツジそれぞれに名言が飛び出す脚本。なぜか赤面の多い作画。外道への高い順応性を見せる使い捨てヒロイン。冒頭の無駄な半裸やホテルでの理不尽描写。動じないロイドさん。死ぬ死ぬ詐欺と泣き落とし。などなど、細部にまで良質なボーグ性が宿る佳品である。まさに「外道を以て外道を制す」回。これ地上波放送されたらちびっ子もけっこう喜ぶのでは。子どもは強いのが好きだし。「ついね」の言い訳や「フ リ ー オ プ シ ョ ン だ ろ ?」の居直り・挑発がもういっそ清々しいぞ。

30話「吠えろ! アフリカ・サバンナ・キリマンジャロ
 亀田回。外道もリアクションもすべてがあからさまにして脈絡なし!テンポよく畳み掛ける、お手本のような浦沢脚本。「わかっていただけましたか?」「ええっ!俺たちわかっちゃったの!?」ところでカメーダカーメダがエジプト代表なのはツタンカーメンから来てるのかな。鼻ちょうちん連鎖とか動物たちとか祈祷とか亀田父の眼の充血とか意味のないオプションパーツのドリルとか観客の投石とか、絵面的に無駄ばかりなのも素晴らしい。

38話「武勇伝! レジェンド・オブ・タンジェント・デスティニー」
 外道の友は外道回。ケン、カツジ、ロイドそしてマンソンの外道アシストが冴えまくる!タァマニイルンデースヨ。ナーンデモカァンデモヒトノセイ。コーユーノヤァツアタリッテユーンデスネ。思いの強さ(そして外道の強さ)が勝利を呼び寄せる王道ボーグ展開。マダムジェニファーの店の客たちが全員リュウセイサイドに見えて対戦相手かわいそすだった。話自体はコンパクトに纏まった安心の大和屋脚本。